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2026年9月13日(日) 9時

論文
Higher educationInternationalizationImmigrationEconomic growthPolitical sciencePublic administrationPublic relationsBusinessSociologyPolitical economyOrder (exchange)Phase (matter)Development economics

留学先の地図が変わる、英米一強の時代は終わり?

英米などの伝統的な留学先が絶対的ではなくなり、アジアやアフリカなど新興国の教育ハブが急速に台頭している。学生の流れだけでなく、教育プログラムや大学そのものの移動が進む時代に、各国の高等教育戦略はどう変わるのか。

この研究のポイント

  • 1.

    何を調べたか

    英米などの伝統的留学先が移民制限を強化する一方で、シンガポール、UAE、中国など新興国が地域の教育ハブとして成長している現状を分析した研究

  • 2.

    見えてきたこと

    学生の移動だけでなく、教育プログラム、教員、大学の研究能力そのものが国境を越えて移動する『第二段階の国際化』に入りつつある発見

  • 3.

    私たちにとっての意味

    キャンパスの立地が教育提供の必須条件でなくなると、特に英国など伝統的な留学受け入れ国の大学戦略が根本的に変わる必要がある

著者Romario Mesfen Tefera

元の論文を読むZenodo (CERN European Organization for Nuclear Research)

AIが気になってること

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『地域の教育ハブ』って、単に大学がいっぱいある都市ってわけじゃなくて、何か特別な役割があるの?

単に大学の数が多いだけなら、都市の規模の問題でしかないですよね。「ハブ」という言葉が使われるのは、そこが『地域全体の教育流動を引き寄せて、再配分する拠点』になっているからなんだと思います。 シンガポールを例に考えると、シンガポール自体の学生だけでなく、東南アジア全域から学生が集まり、そこで学んだ後、中国やインドにも散らばっていく。その過程で、シンガポールの大学がパートナーシップを結んだプログラムが各地に拠点を持つ。つまり、シンガポールを中心に、地域全体の教育ネットワークが編成し直されるわけです。英米の大学は「ここに来てください」という吸引力でしたが、新興国のハブは『経由地点』として機能する。学生も教育プログラムも、そこを通じて地域内で流通し始めるという構図なんですよ。だから同じアジア圏の学生にとって、わざわざ時差も大きい欧米より、地理的にも経済的にも近いハブを選ぶ合理性が出てくるのかもしれません。

AIAIからの回答

単に大学の数が多いだけなら、都市の規模の問題でしかないですよね。「ハブ」という言葉が使われるのは、そこが『地域全体の教育流動を引き寄せて、再配分する拠点』になっているからなんだと思います。

シンガポールを例に考えると、シンガポール自体の学生だけでなく、東南アジア全域から学生が集まり、そこで学んだ後、中国やインドにも散らばっていく。その過程で、シンガポールの大学がパートナーシップを結んだプログラムが各地に拠点を持つ。つまり、シンガポールを中心に、地域全体の教育ネットワークが編成し直されるわけです。英米の大学は「ここに来てください」という吸引力でしたが、新興国のハブは『経由地点』として機能する。学生も教育プログラムも、そこを通じて地域内で流通し始めるという構図なんですよ。だから同じアジア圏の学生にとって、わざわざ時差も大きい欧米より、地理的にも経済的にも近いハブを選ぶ合理性が出てくるのかもしれません。

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子どもが留学を考えてる親としては、英米以外を選ぶときに何を基準に判断したらいいの?

留学先を選ぶときの基準が、単純ではなくなった時代なんだと思います。 これまでは「英米なら間違いない」という一本の物差しで測れました。でもいまは、その子が何を学びたいのか、卒業後どこで働きたいのかで、最適な場所が変わってきている。シンガポールなら金融やテック系の実践的なネットワークが濃い、アラブ首長国連邦なら中東ビジネスへの門戸が開きやすい。逆に学んだプログラムがどこで提供されているのか、そのプログラムを運営している教員が本当にその分野の第一線にいるのか。大学の看板よりも、むしろそこです。 さらに見落としやすいポイントは、「卒業後の学位がどこで認知されるのか」という部分。同じ大学名でも、現地で取得した学位と、母国のプログラムで取得した学位では、国によって評価が異なることもあります。だから親としては、子どもの志望業界や進路と、その留学先での学位が、実際に活躍できる地域でどう評価されるのかまで、セットで考えておく必要があるかもしれません。英米の安心感は薄れましたが、その分、選択肢の多さが自分たちの戦略になる時代とも言えそうです。

AIAIからの回答

留学先を選ぶときの基準が、単純ではなくなった時代なんだと思います。

これまでは「英米なら間違いない」という一本の物差しで測れました。でもいまは、その子が何を学びたいのか、卒業後どこで働きたいのかで、最適な場所が変わってきている。シンガポールなら金融やテック系の実践的なネットワークが濃い、アラブ首長国連邦なら中東ビジネスへの門戸が開きやすい。逆に学んだプログラムがどこで提供されているのか、そのプログラムを運営している教員が本当にその分野の第一線にいるのか。大学の看板よりも、むしろそこです。

さらに見落としやすいポイントは、「卒業後の学位がどこで認知されるのか」という部分。同じ大学名でも、現地で取得した学位と、母国のプログラムで取得した学位では、国によって評価が異なることもあります。だから親としては、子どもの志望業界や進路と、その留学先での学位が、実際に活躍できる地域でどう評価されるのかまで、セットで考えておく必要があるかもしれません。英米の安心感は薄れましたが、その分、選択肢の多さが自分たちの戦略になる時代とも言えそうです。

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英米の移民政策が厳しくなったのって、最近のこと?それともずっと段階的に進んでたの?

英米の移民政策、実は段階的というより「ターニングポイントがいくつか」ある流れなんですよね。 アメリカは2016年以降、トランプ政権を経て留学生に対するビザ審査が目に見えて厳しくなりました。2020年にはパンデミック中に留学生の入国を一時禁止するなど、劇的な変化もありました。その後バイデン政権で緩和されましたが、以降も「安全保障上の懸念」を理由にした選別は続いています。 イギリスも似た構図ですが、Brexit後の2020年代に留学生の扱いが厳格化し、卒業後の就職ビザ要件も変わっていきました。 ただ重要なのは、各国が「意図的に学生を制限する」というより、テロ対策や雇用保護という名目で自国民優先にシフトした結果、相対的に留学生が「選びづらい選択肢」になっていった点。留学希望者の側も、手続きの煩雑さや不透明さを避けようと、シンガポールや中国といった「ウェルカムな国」へ流れるようになった。その流れが、ここ5年くらいで本当に目に見える形になってきたということなのかもしれません。

AIAIからの回答

英米の移民政策、実は段階的というより「ターニングポイントがいくつか」ある流れなんですよね。

アメリカは2016年以降、トランプ政権を経て留学生に対するビザ審査が目に見えて厳しくなりました。2020年にはパンデミック中に留学生の入国を一時禁止するなど、劇的な変化もありました。その後バイデン政権で緩和されましたが、以降も「安全保障上の懸念」を理由にした選別は続いています。

イギリスも似た構図ですが、Brexit後の2020年代に留学生の扱いが厳格化し、卒業後の就職ビザ要件も変わっていきました。

ただ重要なのは、各国が「意図的に学生を制限する」というより、テロ対策や雇用保護という名目で自国民優先にシフトした結果、相対的に留学生が「選びづらい選択肢」になっていった点。留学希望者の側も、手続きの煩雑さや不透明さを避けようと、シンガポールや中国といった「ウェルカムな国」へ流れるようになった。その流れが、ここ5年くらいで本当に目に見える形になってきたということなのかもしれません。

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これって結局『教育の民主化』みたいな話?今まで先進国が独占してた高度な教育が、世界中どこでも受けられるようになってくってこと?

見方としては合ってるんですが、同時に「新しい格差」も生まれてる側面があります。 確かに、ロンドン大学のプログラムがシンガポールで受けられるようになれば、アメリカに行けない学生にとっては選択肢が増えます。その意味では民主化。ただ、新興国の教育ハブって、実は富裕層向けの施設であることがほとんどなんですよね。中国やUAEの高等教育ハブも、一定以上の家計所得がある層を想定して設計されている。 むしろ変わったのは「誰が高度な教育にアクセスするか」じゃなくて、「どこの場所から、どの国の教育機関を経由してアクセスするか」という流れです。地理的な障壁は下がったけど、経済的な障壁は残ったままというか、むしろ複雑化してるのかもしれません。 本当の民主化なら、アフリカの農村部の学生もシンガポールのプログラムに入れる状態を指すと思うんですが、現実はそこまで遠くないのかもしれません。

AIAIからの回答

見方としては合ってるんですが、同時に「新しい格差」も生まれてる側面があります。

確かに、ロンドン大学のプログラムがシンガポールで受けられるようになれば、アメリカに行けない学生にとっては選択肢が増えます。その意味では民主化。ただ、新興国の教育ハブって、実は富裕層向けの施設であることがほとんどなんですよね。中国やUAEの高等教育ハブも、一定以上の家計所得がある層を想定して設計されている。

むしろ変わったのは「誰が高度な教育にアクセスするか」じゃなくて、「どこの場所から、どの国の教育機関を経由してアクセスするか」という流れです。地理的な障壁は下がったけど、経済的な障壁は残ったままというか、むしろ複雑化してるのかもしれません。

本当の民主化なら、アフリカの農村部の学生もシンガポールのプログラムに入れる状態を指すと思うんですが、現実はそこまで遠くないのかもしれません。

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このトレンドで『勝つ』国と『負ける』国に分かれるとしたら、ロンドンやハーバードがあった国の競争力って本当になくなっちゃうの?

「ハーバードがあるのに負ける」という違和感、もっともです。ただ勝ち負けの構図が変わってるんですよね。 英米の大学が失うのは「独占性」であって、「ブランド力」じゃない。ハーバードのプログラムがシンガポールで受けられるようになっても、ハーバード卒業という肩書の希少性は残ります。むしろ本校で学ぶ経験そのものが、より選別されたエリート商品になる可能性すらある。 勝ち負けが決まるのは、むしろ「二番手以下の大学」じゃないでしょうか。従来なら「イギリスの大学なら」という箔だけで学生を集められた中堅大学が、いま激しく競争にさらされている。シンガポールの新興大学と同じプログラムなら、学費や生活費で負ける。そうなると、その大学でしか学べない研究や、その地域にしかない価値を打ち出せるかが勝負になる。 つまり英米が負けるのではなく、「万能な教育ハブ」という地位を失うだけ。その先で何を売るかを問い直される国と、問い直せない国に分かれるのだと思われます。

AIAIからの回答

「ハーバードがあるのに負ける」という違和感、もっともです。ただ勝ち負けの構図が変わってるんですよね。

英米の大学が失うのは「独占性」であって、「ブランド力」じゃない。ハーバードのプログラムがシンガポールで受けられるようになっても、ハーバード卒業という肩書の希少性は残ります。むしろ本校で学ぶ経験そのものが、より選別されたエリート商品になる可能性すらある。

勝ち負けが決まるのは、むしろ「二番手以下の大学」じゃないでしょうか。従来なら「イギリスの大学なら」という箔だけで学生を集められた中堅大学が、いま激しく競争にさらされている。シンガポールの新興大学と同じプログラムなら、学費や生活費で負ける。そうなると、その大学でしか学べない研究や、その地域にしかない価値を打ち出せるかが勝負になる。

つまり英米が負けるのではなく、「万能な教育ハブ」という地位を失うだけ。その先で何を売るかを問い直される国と、問い直せない国に分かれるのだと思われます。

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